リビングひろしま2012年9月8日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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2012年9月8日(土)〈18〉息子からの感謝の言葉次は弟にバトンタッチ 今年就職した息子が、ゴールデンウイークに帰省したときのこと。息子は「初給料をもらったから、ごちそうするよ」と言って、私と夫、弟の3人を食事に連れて行ってくれました。子どもにお金を出してもらうのは、こそばゆい感じでした。 でも、何よりうれしかったのは、そのときの息子の言葉。「今までちゃんと育ててくれたおかげで、今の自分があると思っているよ。感謝しています」と。親冥利(みょうり)に尽きる言葉です。 息子は帰りに、来年から就職活動が始まる弟を奮起させるかのようなエールも送っていました。肩をポンとたたき「次は頼むよ」と。(東区 そよ風/50歳)自宅に警備員が「はっぽう」のお知らせ ホームセキュリティーの警備員が「〝はっぽう〞があったので来ました」と言って家に来ました。「えっ発砲? 物騒な世の中だ。どうしてわが家にピストルなんか」と思って、よく聞くと〝はっぽう〞とは警報のことで、発報と書くのだそうです。驚きましたが、何事もなく、誤報でよかったです。(安佐南区 じんちゃん/58歳)ズボンからなぜひもが?ジョギング後の謎 夫がジョギングを始めました。不思議なことにジョギング後のズボンを洗濯しようとすると、いつもポケットからビニールひもが…。夫は、そのひもで硬貨を縛っていたのです。 ジョギング後の炭酸飲料を何より楽しみにしている夫。聞くと、走っているときに硬貨が「チャリンチャリン」と音をたてるのが気になるのだそうです。ジョギングが1カ月継続できたら、小さなコインケースをプレゼントしようと思います。(東区 しも/30歳)クイズでリフレッシュもっと悩ませて 月に1、2回掲載される「クイズ作家 イセキヒロトの脳トレクイズ」を楽しみにしています。スラスラ解ける問題からかなり頭をひねらないと解けない問題まで難易度がさまざま。解き終わると、脳が活性化されたような気分で、リフレッシュできます。今後も多種多様なクイズを出題し、私たち読者を悩ませてもらいたいです。(中区 ブルーバード/40歳)楽しい回り道時間の余裕が心の余裕に 区役所で用事を済ませた後、時間があったので区民文化センターで開催していたフリーマーケットへ。天気がいいので、弁当と茶を買って、川土手で昼食にしました。 その後、土手で4つ葉のクローバーを探していると、散歩中の夫婦が声を掛けてくれ、思いがけず楽しい時間が過ごせました。時間に余裕があるときは、いつもと違う道を通ったり、回り道も楽しいですよ。(安佐南区 お玉/60歳)◇ おわび 本紙8月25日号9面掲載の「リビングフリマフェスタ」は、諸般の事情で開催が延期となりました。申し訳ございません。日時が確定しましたら、あらためて紙面でご連絡します。広島リビング新聞社Free Talk お便りお待ちしています●読者の広場/このコーナーは、皆さんが主役。皆さんの、「家庭で起こった笑えるハプニング」「心癒やされるエピソード」など、日々の中で感じた身近な出来事や日ごろ感じていること、掲載されたお便りへの意見、「教えて」などのお便りを募集します(要約することもあります)。 投稿は、郵送かFAX、またはEメールで受け付けます。住所(〒)、氏名(匿名希望者は、ペンネームかイニシャルも)、年齢、電話番号を書いて応募してください。●謝礼/「教えて」以外のコーナーの採用者の中から抽選で3人に、ギネス世界記録受賞記念QUOカード1,000円分をプレゼント。●PETコーナー/自慢のペットの写真を募集しています。50字以内で楽しいメッセージを添えて応募してください(写真は返却なし)。携帯電話での応募は写真サイズを980×640ピクセル以上で。●「教えて」「お答えします」コーナー/「余った野菜の簡単調理」「お茶のおいしい入れ方」など、教えてほしいと思っていることはありませんか。「教えて」コーナーでは、日常にある疑問・質問を募集しています(謝礼なし)。また、その疑問・質問への回答も募集します。みんなの知恵を集めて解決しましょう。※ニ重投稿などないよう、マナーを守ってご投稿ください。上記いずれかでも記載漏れがある場合、掲載できません〒730-8559(住所不要)広島リビング新聞社「読者の広場」係FAX082(511)7721Eメール=h-living@hliving.jp便りっぱ資料提供/広島市植物公園● 解説/熱帯アメリカ原産の低木。盆を過ぎると、夏を彩った花の多くが終わる一方、秋の花はまだ咲かず、花の少ない時季に。その間もデュランタは咲き続けます。爽やかな濃い青紫色の花と明るいライム色の葉の対比は、清涼感たっぷり。テーマは「そうじで心もピカピカ」 9月24日は「清掃の日」。そこで「いつも優しい隣人がわが家の前までほうきでキレイにしてくれます。ありがとう」「思い切って部屋をキレイにしたら勉強の効率がアップした」「そうじの裏技を教えたら、近所との楽しい交流が増えました」など、そうじを通して心が豊かになったことや、感謝されたこと、感激したことなどのエピソードを募集します。応募は左記を参照に「テーマ投稿 おそうじ係」へ。締め切りは9月13日(木)必着です。広島リビング新聞社の個人情報保護の取り組みについて 広島リビング新聞社では、皆さまに安心して当社の記事やサービスをご利用いただけるよう、個人情報保護方針を制定し、個人情報の適正な取り扱い、管理、維持に努めてまいります。個人情報保護方針は当社ホームページで紹介しています。広島リビング新聞社が主体となり、読者の皆さまからお預かりした個人情報は、当社が責任を持って管理します。当社へのアンケートやプレゼントのご応募、催しなどのお申し込みでいただいた個人情報は、謝礼や当選賞品の発送、案内状の送付などの目的のみに使用します。また、アンケートなどの集計結果は個人を識別できない形にデータ処理をし、当社の事業活動に使用します。当社では、ご本人の承諾のない限り、収集した個人情報を前述の目的以外に使用、第三者に提供することはありません。なお、本紙掲載の広告主が収集する個人情報の取り扱いに関しては、各々の広告主にお問い合わせください。 広島リビング新聞社常務取締役・植木栄壮16歳でも元気いっぱい。よく食べ、よく眠る「もーちゃん」です(南区/momo)あて先デュランタクマツヅラ科デュランタ属開花時期 4〜10月 おしゃれなベイエリア・宇品で、幅広い年齢層から支持されるヘアサロン「リカロヘアー」。観葉植物に彩られた開放的な空間で、くつろぎのひとときを約束します。 〝なりたい〞をかなえてくれる経験豊かなスタッフ陣は、来店者からの信頼も高く、自宅でもサロンの仕上がりが再現できるよう、スタイリング方法を一緒に考えてくれるとか。ママにうれしいキッズスペースも完備。 サロンの詳細は、美容サロン検索サイト「かみまど」でチェックして。ゆったりくつろぎサロンRicaro hair(リカロヘアー)■かみまど予約専用ダイヤル ☎0037(6161)85452■問い合わせ ☎082(251)3907■住所 南区宇品西5-11-1アー バンビュー宇品フェアパーク■営業時間 10:00~20:00■定休日 月曜、第3火曜vol.1<メニュー>■カラー+カット 9,450円→8,400円■パーマ+カット 9,450円→8,400円■デジタルパーマ+カット 14,175円→12,600円■縮毛矯正+カット 13,650円→12,075円※変更する場合あり。予約時に確認を ※新規に限る白を基調としたハイセンスな店内 ほのぼのとする話やジーンとうれしかったこと、心温まったエピソードなどを教えてください。住所(〒)、氏名、年齢、電話番号、ペンネームを明記の上、はがきか封書で〒730-8559(住所不要)広島リビング新聞社「ほのぼのレター」係へ。FAX082(511)7721、Eメール=h-living@hliving.jpでも可。掲載分には薄謝を進呈。 先日、市内電車に乗ったときのこと。通勤ラッシュは過ぎていましたが、車内はまだ少し混んでいました。席が空いたので、腰を下ろそうとすると、2~3人の若い乗客が待ったをかけました。 どうしたのかと驚いていると、足の不自由な人が乗ってきていたのです。それをすぐに見つけて、私に席を譲るように言ってくれました。もちろん私は席を譲り、足の不自由な人はホッとした様子でした。しばらく車内は、ほんわかしたムードで、若い人たちの心の優しさをあらためて見直しました。(西区S・S/68歳)若い人の心の優しさに触れました母の部屋にあった幸せのおすそ分け4つ葉と5つ葉のクローバー 先日、85歳の母の部屋にチョコンと小さな薬の瓶に、4つ葉と5つ葉のクローバーが生けてありました。それを見て、ほほ笑ましく思い、母に聞くと、散歩の途中で若い人が「珍しいから」と、くれたそうです。 なんだか幸せのおすそ分けをしてもらったようで、うれしい気分になりました。大切にして、押し花にしようと思います。(中区 K子/63歳)▼大きく折れた破風 厳島神社の屋根は、本社の後ろにある不明門(あかずのもん)の瓦葺(かわらぶ)き以外はすべてが檜皮葺(ひわだぶき)です。本社や客神社(まろうどじんじゃ)の屋根は、破風(はふ)が強く折れ曲がっていて、まるで鶴が空を飛ぶ姿のように美しく見えます。それも大屋根ですから、鶴の飛翔も雄大ですね。 特に、客神社の拝殿と本殿、本社の本殿は、檜皮葺で切妻の両流造りで、大きく折れ曲がった破風がはっきり見え、美しさが際立っています。また、その折れ曲がった破風と屋根をうまくつなぐために、屋根の端の部分が曲げてあります。これほど広く曲げてある屋根を他で見たことがありません。この部分を箕甲(みのごう)と言います。▼切り上げ屋根の謎 本社や客神社祓殿(はらいでん)は、入母屋造りで拝(おがみ)の下の屋根の真ん中を切り上げています(34話)。その分、破風の折れ曲がりが小さく見えます。ここに船が着いたことが考えられるので、舳先(へさき)の高い船がぶつからないように、切り上げ屋根にしたことは合理的です。 ところが、本社の祓殿も切り上げ屋根になっていることは謎です。ここにも船が着いていたのでしょうが、祓殿の前には平舞台や高舞台があるので、舳先は祓殿までは届きません。さらに清盛のころには、ここに南回廊があり、そうなるとますます屋根を切り上げる必要などないはずです。 これを解くカギは、東回廊の朝座屋(あさざや)にあります(33話)。朝座屋の東側は「切妻造り」で、西側は「入母屋造り」という変わった造りです。これは、重要な位置(例えば要人が座る場所や上陸する場所、泊まる場所)から見える社殿とデザインを統一したためです。つまり、客神社と本社の「平舞台から見える二つの祓殿」のデザインを統一して美しさを演出しているのです。(学習共同体河浜塾 河浜一也)河浜一也先生と行く38平清盛ゆかりの地/廿日市市宮島町(「リビングひろしま・com」で、記事内の場所を地図で表示)鶴が羽ばたくよう美しさが際立つ本殿▲大国神社から見た本社本殿の全景。矢印部分が箕甲で、日本最大です。美しさが際立っています 本社本殿の裏にある不明門(矢印)▲ 朝座屋西側の入母屋造り▲ 朝座屋東側の切妻造り▲

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