リビングひろしま2012年9月22日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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〈7〉2012年9月22日(土) 百年住宅では、全壊・半壊を保証する業界初の「35年地震保証」と「35年台風保証」付き住宅を販売しています。 「マグニチュード9・0以下の地震、津波の高さ4・5mを上限として、全壊であれば建て替え、半壊であれば構造躯体を補償します。地震によって発生した自己火災による被害も同様です」と井上所長。 地震や台風による被害が〝想定外〞という言葉で済まされる中、なぜ、保証できるのでしょうか。 「阪神・淡路大震災での実績をもとに、近い将来起こるであろう東南海地震を想定し、さらに実験を重ねて開発したのが百年住宅のNWPC住宅です。構造躯体に自信があるからこそできる保証です」と井上所長は胸を張ります。 百年住宅の企業理念は「住む人の命と財産を守る」ことだそう。いつ起こるか分からない災害から家族を守ってくれる、小さい子を持つママには何とも頼もしいですね。 「新築したばかりなら、どの家も当然強い。でも、10〜20年たったときに災害が起こったら同じ強さでいられるのか、建物が災害で損傷したら保証してくれるのか。これから新築をされる方は、その辺をしっかりと検討してほしい」と話す井上所長の言葉に納得。万一、壊れても保証があるというのは安心ですね。 「もちろん、一生の買い物ですから、住み心地も重要です。百年住宅の魅力の一つに楽しい屋上庭園があります」と井上所長。モデルハウスの屋上に上がってビックリ。日当たり抜群の庭が広がっています。自宅の屋上でバーベキューや花見ができたら最高ですね。遮音性に優れた同住宅の魅力を体感できるシアタールーム。防音扉を閉めると、中の音は外部にほとんど漏れません震度階級76強6弱5強5弱43以下【陸側ケースの震度分布】0120(089500)TEL:082(511)7200 FAX:082(221)7533東区牛田新町2-2-10-12 牛田住宅情報スクエア「アスタ」内営業時間/10:00~18:00百年住宅西日本(株) 広島営業所百年住宅検索東区スポーツセンターアストラムライン大芝水門牛田上野学園ホールアスタ展示場R183太田川R54百年住宅西日本アスタ住宅展示場のモデルハウス前で、実際のPCパネルをハンマーで思い切りたたく、百年住宅西日本㈱広島営業所の井上所長にびっくり。「WPC住宅だからビクともしません」と井上所長 太平洋の水深約4,000mの海溝「南海トラフ」沿いで起きる地震。マグニチュード(M)8級の東海・東南海・南海地震が100~150年おきに繰り返して起きています。東日本大震災を踏まえて、3地震が連動した大規模のM9級を「南海トラフ巨大地震」と呼び、内閣府では新たな被害想定の策定を進めています。 ※画像は内閣府HPより子ども用の小さなハンマ子ども用の小さなハンマーもありました。家族でーもありました。家族で訪れて、PCパネルの強さ訪れて、PCパネルの強さをを確かめてみては確かめてみては 「広島県に地震は来ないよね〜」と思っている人。先日見直された「南海トラフ地震」の被害想定では、広島にも大きな影響がおよぶという内容が発表されました。そこで〝災害に負けない家造り〞について、一般社団法人 防災住宅研究所の児玉猛治所長と、地震に強い家造りを行う「百年住宅西日本㈱広島営業所」の井上淳一所長にママライターが取材しました。 「南海トラフ地震が発生した場合、最悪のケースでは死者32万人と想定されています。これは、東日本大震災の死者・行方不明者約1万9000人をはるかに上回る数値。広島県では、想定死者数が800人、そのうちの700人は建物倒壊が原因。まさに今、住まいの耐震化が求められています」と児玉所長。 地震に強い住まいとは、どんな家でしょうか。「東日本大震災後、甚大な被害に遭った仙台市若林区を訪れました。約5mの津波が押し寄せて、ほとんどの家が流された中、コンクリートパネル造(WPC)の佐藤喜美夫さんの家は流されずに残っていたのです(写真)」と児玉所長。 WPC住宅とは、高強度のコンクリートパネルをボルトで接合し、箱型にがっちり組み立てた住宅。 阪神・淡路大震災のときも、窓ガラス1枚割れず495棟全てが無傷で残ったというから、その強さはホンモノです。 「実は、広島県は土砂災害危険箇所数が全国1位。温暖化により集中豪雨が増え、土砂災害が懸念されます」と児玉所長。 WPC住宅は、床下の空間をなくして良質のコンクリートを敷き詰めることで強度を増しているそう。土砂にも負けない頑丈さを保ちます。児玉所長(左写真の右側)は、仙台市若林区の佐藤さんに直接取材。5mの津波が襲う中、土砂を受け止め、隣にある木造住宅も流されずに残りました。佐藤さんは、津波に耐えた築26年の家をリフォームし、再出発をされたそうです東日本大震災で5mの津波に負けなかったWPC住宅〝想定外〞で家を失いたくない…全壊・半壊時もしっかり保証南海トラフ地震とは?構造をチェックをチェック コンクリートのPCパネルを箱型に組み立てて、大地震の大きな力を建物全体で受け止める「箱型構造」。地震の揺れと周期が異なり、地震の影響を受けにくい点も魅力。PCパネルは耐火性能も抜群で、火災が広がるのを遅らせたり、隣家の火災の被害を受けにくいのも安心。 断熱材は、発砲ウレタンフォームをPCパネルの内側に直接吹き付けるため、外との温度差が小さく、結露が発生しにくくなるとか。シロアリやさびなど経年劣化の心配が少なく、メンテナンスを考えると経済的です。 「コンクリート住宅は高いのでは?」と思いがちですが、坪単価は50万円~。1,500万円台(30坪)で35年地震保証付きのプランもあるそうです。断熱材をチェックをチェックママ目線でで取材取材百年住宅の箱型構造※パンフレットより抜粋外力外力百年住宅壁式工法軸組工法■地震水平力の受け止め方比較なるほどね〜なるほどね〜佐藤さん宅佐藤さん宅百年住宅の「NWPC工法」の家だから実現する屋上庭園。雨漏りの心配がないので、プールや露天風呂、池なども設けられます 今年、牛田のアスタ展示場に登場した、百年住宅の鉄筋コンクリート住宅「NWPCやまと」。モデルハウスで実際に体感できます。来場者に「津波、土砂災害想定資料」をプレゼント中。子ども連れで訪れると、お散歩ワンちゃん風船がもらえます。9月末まで「新築応援キャンペーン」を実施中。消費税増税前にしっかり検討しては。 今までは間取りやデザインばかりに注目していましたが、構造や基礎は簡単に変えられないからこそ、しっかり見極めないといけないですね。 今回の取材のまとめ今回の取材のまとめ今回話を伺ったのは…あなたの家は地震がきても大丈夫?「35年地震保証」をママ目線で取材一般社団法人 防災住宅研究所所長 児玉猛治さん百年住宅西日本㈱広島営業所所長 井上淳一さん子どもと一緒に子どもと一緒に来場して★来場して★

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