リビングひろしま2013年1月26日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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2013年1月26日(土)〈12〉東京大学 環境安全本部 准教授飯本武志先生早稲田大学大学院理工学研究科(物・応物)博士後期課程修了。博士(工学)。専門は「放射線防護」「放射線計測」「環境放射線(能)」「放射線管理」。安全管理分野の専門家育成のみならず学校教員育成、児童生徒への教育にも力を入れている「放射線とは何か?」の基本をきちんと理解することが大切です平成24年度から、中学3年生の理科で「放射線」の授業が復活しました 平成24年度の「新学習指導要領」では、中学3年生の理科で「放射線」の授業が30年ぶりに復活しました。そもそも放射線とはどんなものなのでしょうか。公益財団法人日本科学技術振興財団では、教科書の副教材用にDVD「放射線映像教材集」を制作。これを監修した東京大学准教授の飯本武志先生に、「放射線」の基礎や監修するにあたっての思いを聞きました。日本科学技術振興財団放射線教育支援サイト「らでぃ」http://www.radi-edu.jp抽選で100人にプレゼント【締め切り】2月20日(水)必着【ハガキ】〒102-8515(住所不要) サンケイリビング新聞社 企画開発部 「DVDプレゼント」係【web】http://r.living.jp/mrs/0126dvd/※応募者の個人情報は商品の発送のみに利用※当選発表は商品の発送をもって代えます※サンケイリビング新聞社はプレゼントの募集・発送を代行します 日本科学技術振興財団では、中学校理科第1分野「科学技術と人間」の副教材用DVDを抽選で100人にプレゼント(代行/サンケイリビング新聞社)。応募はハガキまたはwebで。ハガキの場合は氏名、〒住所、電話番号、年齢、性別を明記し、以下のあて先へ送ってください。 判断する上で必要なのは「放射線についての基本的な知識を持つこと」と飯本先生は言います。 「身の周りにどのくらいの放射線があり、その量はどんな意味を持つのか。放射線はどのようなところで利用されているか。放射線を正しく理解し、リスクを知った上でベネフィット(利益)とのバランスを取っていくことが大切です。放射線教育を中学校の新学習指導要領に導入することは、今回の原子力発電所の事故の前から決まっており、準備を進めてきたこと。価値判断の基盤には正しい科学的知識があるべきです。そのベースを作る上で、教育はとても大事。この機会に、ご家族やお子さんと放射線のことを話していただくといいですね」。 飯本先生は、日本科学技術振興財団が運営を行っている放射線教育支援サイト「らでぃ」に、「放射線教育推進委員会」のメンバーとして協力しています。「らでぃ」では放射線に関する情報や向き合い方を探るためのヒントも発信しているので、サイトをチェックしてみませんか。今こそ、正しい科学的知識と、そのベース作りを現状を知った上で、各自で判断することが大切 「人類は誕生以来、日常的に放射線を受けており、私たちが1年間に受ける自然放射線の量は平均で約2ミリシーベルトといわれています(図参照)。また放射線は医療や産業の分野でも活用されています」と飯本先生。 とはいえ私たちが気になるのは、福島第一原子力発電所事故以降の放射線について。 「人体への影響を考える際に大事なのは、放射線の〝量〞です。〝子どもを公園で遊ばせてもいいか〞などの質問をよく受けます。場所によって状況が異なるので、一概にまとめるのは難しいのですが、安全かどうかを考える際にはまず、現状の理解とリスクの認知がとても大切です。例えば0・30マイクロシーベルト/時の野外環境に1日のうち8時間、残りの16時間を近くの木造家屋内で過ごすような生活習慣を代表例として考えてみると、その生活環境で受ける外部被ばくは年間では1・6ミリシーベルト程度になりそうです。この現状と、放射線のリスクを認知した上で、あとは各自がどう判断するかの問題になります」。■ 自然放射線から受ける線量一人あたりの年間線量(世界平均)出典:国連科学委員会(UNSCEAR)2000年報告をもとに作成 「4-1・2-5・1-1・2-4゛」という暗号を「たこあげ」と解読するとき、「7-2・4-5゛・3-2」はどのように解読されるでしょうか。【応募方法 HPからも応募OK!】はがき、FAX、HPから応募を。クイズの答えと住所(〒)、氏名、電話番号を書いて下記のあて先の「脳トレクイズvol.37」係へ。1月31日(木)必着■はがき〒730-8559(住所不要) 広島リビング新聞社「脳トレクイズvol.37」係■FAX 082(511)7721■ホームページhttp://www.livinghiroshima.com/●問題【レベル/初級編】解読たこあげ4-1・2-5・1-1・2-4゛解読???7-2・4-5゛・3-2ヒントなしで解いてみよう解答欄12月15日号《vol.036》の解答プレゼント正解者の中から抽選で、1,000円分の図書カードを2人にプレゼントします。プレゼントが当たる!vol.037Livingクイズコーナー/クイズ作家イセキヒロトの2月1日(金)以降、解答をホームページにアップしますB1224ABまま+3といA1(クリスマスに関係)(お正月に関係)角に「ま」が2つで「角松」「と」の中に「い」で「トナカイ」「尾」と4つの玉で「お年玉」「3」を足さないので「サンタさん」2 〝広島を優しさあふれる街にしたい〞という願いを込め、広島リビング新聞社では「リビングハートフル大賞」を実施。いよいよ1月末の締め切りが迫ってきました。 募集しているのは、お店や人からしてもらって「本当にうれしかった」エピソード。例えば、たくさん買い物をして重そうに持っていたら車まで運んでくれた店員さん、また、下の子を抱き、上の子は手をつなぎ、ベビーカーを持って駅の階段を上がろうとしたら手伝ってくれた人―そんな心に残るエピソードをお待ちしています。 ご応募いただいたエピソードを厳正に審査し、最優秀賞1点に1万円分、優秀賞3点に5000円分の商品券を進呈します。表を参考に応募してください。 編集部には数々のエピソードが届き、思わず涙しそうになるものも。あなたの心の隙間を埋めたエピソードを紙面で紹介します。短文でもOK。気軽に応募しませんか。 問い合わせ ☎082(511)7720弊社(中区鉄砲町5〜16)「リビングハートフル大賞」1月31日(木)まで最優秀賞1万円分、優秀賞5,000円分の商品券を進呈【応募方法】紹介したい人や、店・事業所(広島市内に限る)の名称、店や事業所の場合は所在地、推薦する理由とエピソード(できるだけ詳しく)と、推薦者の住所(〒)、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。1月31日(木)必着■はがき・封書=〒730-8559広島リビング新聞社「リビングハートフル大賞」係■FAX=082(511)7721■メール=h-living@hliving.jp※FAXとメールは件名を「リビングハートフル大賞」に■HP=http://www.livinghiroshima.com※応募者の個人情報は賞品の発送のみに利用します検索リビングひろしま.com

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