リビングひろしま2013年3月23日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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家浦港に面する2階建ての築60年の古民家を改装したレストラン「イル ヴェント」は、店自体が作品。迷彩模様やストライプ柄が施された1階は、テーブルやイスの配置(左の写真中央)までが計算されています■岡崎美紀店長より最初は、鮮やかな色彩の室内に誰もが「わっ」と驚きますが、しばらくすると意外になじみます。食べたり飲んだりしながら、アートとの一体感が味わえるのが醍醐味。2階には海が眺められる特等席も。島まるごとアート!瀬戸内国際芸術祭開催中、香川県・豊島を取材清水神社にある貯水タンク(写真上)の周りに、円形に切りだしたコールテン網を空に向かってつなぎ合わせた鉄の彫刻です(写真右)。タンクに流れこむ水音を聞きながら眺めてみて■こえび隊より作品を下から眺めると、水面に水滴が広がっているかのようです。境内には弘法大師が掘ったと伝えられる湧水「霊泉越水」があります。この作品を通して見る空の色や島の景色は、少し違って見えますよ。1階にはテラス席もありますレストランを利用しない場合は、鑑賞料(300円)が必要です。同料金のミルクプリンでひと休みプラチナ世代『空の粒子』作家:青木 野枝、設置場所:唐櫃地区瀬戸内国際芸術祭サポーター こえび隊藤崎 恵実さん(右)、藤岡 美佐保さん(左)瀬戸内こえびネットワーク☎087(813)1741 岡山・香川両県の瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開かれる「瀬戸内国際芸術祭」。現代アートが、島の歴史や文化、そこに暮らす人々の生活に溶け込み、瀬戸内海の魅力を再発見させてくれます。中でも、島民とアーティストが一緒になって作品を作り上げているのが、豊島(てしま)。地元観光サポーター〝こえび隊〟に案内してもらいました。(ライター/中川泰子)美しいアートがまだまだいっぱい。続きは2面へ瀬戸内海の島々で使われなくなった木製の建具約600枚を集めて、トンネル状の通路を作成。産業廃棄物問題で苦しんできた豊島を象徴する作品です■こえび隊より先日、トンネルをヴァージンロードに見立て結婚式の前撮りが行われました。トンネルの中で海側からカメラを構えて記念撮影をするのがオススメですよ。豊島は四季折々の自然が楽しめる島。棚田や島の中央にそびえる壇山などを眺めながら、アートに接してみてください。3つの集落の移動は電動レンタサイクルがおすすめですよ。青い空青い空が水面のようが水面のよう『遠い記憶』作家:塩田 千春、設置場所:甲生地区『遠い記憶』作家:塩田 千春、設置場所:甲生地区廃材廃材さえもさえも 現代アート? 現代アート?『あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする』『あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする』(日本フランチャイズバージョン)(日本フランチャイズバージョン)作家:トビアス・レーベルガ―、設置場所:家浦地区作家:トビアス・レーベルガ―、設置場所:家浦地区え?これがえ?これが店内!?店内!?★〝記事をさわろう〞電子新聞 ●大増税時代に備えるマネー術…10・11面、お花見スポット(おでかけ編)…20面女性を元気にする地域生活情報紙〒730-0017 広島市中区鉄砲町5-16サンケイビル4階http://www.livinghiroshima.com/発行/20万1620世帯に木・金曜日無料配布日本生活情報紙協会加盟紙 禁無断転載日本ABC協会加盟紙(新聞雑誌部数公査機構)☎082(511)7700 082(511)7705 h-living@hliving.jpリビングひろしま.com2013 3.23 1540号

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