リビングひろしま2013年5月11日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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カジダンは妻の腕次第? 家事や育児を熱心に行う男性「カジダン」「イクメン」という言葉が定着し、「夫も家事ができて当然」という風潮が広まっていますが、果たして現実は? リビング新聞社が制定した「主婦休みの日」(5月25日)を前に、夫との「家事シェア」についてアンケート。その結果を紹介します。また「ゆいぽーと(広島市男女共同参画推進センター)」の山本峰司さんに「家事シェア」について聞きました。 (ライター/上野啓子)続きは2面へ アンケートによると、家事を負担に感じている妻は61%。中でも「非常に負担を感じている」人のほとんどが仕事を持つ兼業主婦で、仕事と家事の両立はキツく、夫の協力は不可欠です。 妻から見て夫が家事に積極的に参加していると答えた人は46%。その内容は「ゴミ出し」「風呂掃除」「部屋や外回りの掃除」「布団干し」などで、妻が夫にしてほしい家事とほぼ同じ結果に。妻の意見が夫の家事分担に反映されています。 逆に任せられないのは「アイロンがけ」や「台所回りの掃除」「食器洗い」。「やり方が自己流でめちゃくちゃ」など、思うような仕上がりが期待できないのが大きな理由のようです。妻が夫にしてほしいのは「ゴミ出し」 「家事は〝分担する〟のではなく〝一緒にする〟と考える方が自然」とゆいぽーとの山本さん。「一緒に家事も育児もすれば、それだけ早くできるし、夫婦二人の時間も増えることをアピールしてみては。また、人にはそれぞれ得意、不得意があるので、できることを気づいた方が気づいたときにするのがベスト。家事をしたことがない男性は、まずは簡単なことから始めて、できることを一つずつ増やしてみてはいかがでしょう」家事は〝分担する〟のではなく〝一緒に〟ゆいぽーと(広島市男女共同参画推進センター)・山本峰司さん※アンケートよりこの言葉で家事をしてくれた■二人でやれば楽しく、早くできることをアピール 「一緒にやってくれたら、うれしいな」■素直に頼む 「お願い、助けて」■自尊心をくすぐる 「あなたのほうが上手だからやって」 「あなたにしかできない」■とにかく下手に出る 「悪いけど、○○をお願いできる?」■体調が悪いことを強調する 「しんどいから、手伝ってくれる?」アンケート/「リビングひろしま」ウェブサイトで調査。2013年4月8日から8日間、男女74人回答 わが家は、調理から洗濯、掃除まで、毎朝4時に起きて、ほとんどの家事を夫がやってくれます。子どもの保育園の送り迎え、風呂入れ、寝かしつけまで。私がやっていたものも、夫の方が上手なので、自然とやってくれるようになりました(43歳・兼業主婦)「リビングひろしま」の題字がリニューアル!5月から題字「リビング」のロゴが変わりました家事シェアアンケート発表読者モデル/安佐南区・うらべひできさん(38歳)・きよかさん(35歳)・あすかちゃん(3歳)2013年5月11日1546号次回発行は5月18日です無料発行〒730-0017 広島市中区鉄砲町5-16サンケイビル4階☎082(511)7700 082(511)7705 h-living@hliving.jpホームページ「リビングひろしま.com」 http://www.livinghiroshima.com/★〝記事をさわろう〞電子新聞 ●5月11日(土)と12日(日)は食育・健康フェア開催…6・7面、グルメトピックス…12面

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