リビングひろしま2013年5月25日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
2/20

☎082(232)7321広島県女性医師の会では、女性の病気について相談できる「レディーステレホンサービス」を毎週土曜午後2時~4時に実施 意外なことに特効薬がなく、予防が難しいイボ。できてしまったものはどうすればいいのでしょうか。治療について、横山先生にお聞きしました。vol.57 イボは神経も血管も通っているので、取ろうとすると痛みを伴います。「糸でしばるなどして自分で取ろうとする人もいますが、きれいに取れず、不適切な処置をすると化膿することも。皮膚科で安全・清潔に除去できるので、最寄りの病院で相談してみてください」 皮膚科でのイボ除去は、液体窒素や炭酸ガスレーザーなどを使います。大掛かりな手術のように思えますが、実は短時間で済むとか。痛くない治療で、安価に除去できる 「液体窒素での治療は、マイナス200度の液体窒素をイボに塗り、凍傷と同じ原理で組織を破壊します。10日前後でぽろぽろ自然に取れます。イボの数が少なければ、通院は多くても2回程度」。出血はなく、塗る瞬間は少しだけピリッとしますが、痛みはほとんどありません。 液体窒素で取れにくい状態のイボや、大きくなったものなどは、電気メスによる電気焼灼(しょうしゃく)や炭酸ガスレーザーの治療法を選択します。これらはイボを焼くため、治療には痛みがあり、施術前に局所麻酔を行います。 いずれも施術後しばらくは、患部が小さなかさぶたのようになります。「表面がきれいになるまで見た目が気になる人は、首元が隠れる服を着たり、ストールを巻くなどして。冬場に治療しておくのもいいですね」小さいうちの治療が肝心 皮膚科へのイボの相談は、高齢者や男性も多いそうです。 「イボは小さいうちは簡単な治療ですぐ取れますが、大きくなるとその分治療も大掛かりになり、費用も膨らむ可能性があります。『加齢のせい』『たかがイボで病院に行くなんて恥ずかしい』と諦めず、早めに、そして気軽に受診することをお薦めします」簡単な処置でポロッ 気軽に皮膚科医に相談を紫外線対策や保湿など、セルフケアをしていてもイボができてしまったら、早めに皮膚科へ 「ハト麦茶はイボにいい」と聞いたことはありませんか。種子部分に含まれるヨクイニンは、昔から民間療法としてイボ取りや膿(うみ)出しなど皮膚トラブルに使われてきました。漢方でも使用され、成分が入った市販の塗り薬も。 ヨクイニンは皮膚科でウイルス性イボなどの治療の一つとして、患者さんに処方することがあります(老化や体質によるイボは除く)。特効薬とはいえませんが、〝昔からの知恵〟も侮れませんね。デコルテだって守ってほしい!紫外線カットと保湿で〝光老化〞予防1面の続き首周りのイボ対策〝美デコルテ〟への道たかがイボ、 されどイボ皮膚科で行うイボの除去■炭酸ガスレーザー通院/1~2回保険/ 適用外、全額自己負担料金/ 医院により異なる■液体窒素 ■電気焼灼通院/1~2回保険/適用料金/3個以下で630円 4個以上で780円※保険で3割負担の場合。初診料・再診料は含まない金額 皮膚の老化は紫外線による「光老化」が大きな要因。首周りなど日焼けしやすいところは、老化しやすく、イボができやすい部分ともいえます。また、衣類の襟、アクセサリー、シャンプーや髪のスタイリング剤などの刺激も受けやすい部分。 「体質的な問題もあるので一概にはいえませんが、紫外線が強く降り注ぐこれからの時期、日焼けを防ぐことは、首周りの肌の老化防止に重要になってきます」。日焼け止めクリームや帽子、日傘、ストールなどを上手に使い、紫外線カットを心掛けましょう。 若々しく刺激に負けない肌を保つには、保湿も肝心。顔に比べて首周りはスキンケアをいい加減にしがちです。顔に化粧水やクリームを塗るときは、首からのデコルテラインも一緒にケアして、保湿に努めましょう。ウイルス性イボには「ハト麦」!?2013年5月25日(土)〈2〉 花の季節は、庭や軒先にも訪れます。庄原市内の個人の庭を一般公開する「庄原さとやまオープンガーデン」が今年も開催中。庄原市街地・庄原郊外・西城・東城・比和エリアで全30庭が見学できます。 広大な日本庭園、可愛らしいイングリッシュガーデン、廃材を活用したアイデアガーデンなどさまざま。「本当に個人の庭?」と驚くはずです。里山の美しい風景とともに、庄原市に点在する宝物のような癒やしの庭を巡りましょう。きらきらめめききのの庄原、庄原、花花咲く旅咲く旅 花盛りを迎えた備北丘陵公園では、6月末まで「初夏の花物語」を開催中。ポピーからアジサイ、そしてササユリへ…。初夏の花々が次々と咲き乱れる〝花リレー〞に、訪れるたび心がじんわりほどけるような癒やしを感じられますよ。 広大な敷地の園内での〝お楽しみ〞は花だけにとどまりません。大型遊具にアスレチック、芝生すべりなど子どもたちが喜ぶスポットがいっぱい。花を愛(め)でながら緑の中をのんびりサイクリングしたり、機関車型の乗り物〝ロードトレイン〞で園内をぐるっと一周するのもいいですね。■場所/庄原市三日市町4-10、庄原ICから約5分■開園/9:30~17:00(入園16:00まで)、月曜休園■入園料/大人400円、小・中学生80円、65歳以上200円※年齢の確認できるものを持参■駐車料金/普通車300円、大型車1,000円■問い合わせ/☎0824-72-7000同管理センター http://www.bihoku-park.go.jp/ 初夏の花がイキイキと咲き始める季節、庄原へ出掛けませんか。ポピー、アジサイ、バラ…かれんな花々がほほ笑むように里を彩ります。ご当地グルメや道の駅メニューも必見です。■貸し自転車/大人250円~、子ども100円~(2時間)■ロードトレイン/1回300円、3歳未満無料※乗り場は園内「中の広場」道の駅で里山の味を堪能 庄原市内では「庄原焼き」にも注目 3月のオープンから人気上昇中の道の駅「たかの」。カフェレストラン「そらら」では、松江自動車道や中国山地の山並みを眺めながら、ランチとカフェタイムが過ごせます。地元食材たっぷりの料理や旬のフルーツを使ったスイーツは、広島市内から足を運ぶ価値があるおいしさですよ。 ご当地フードコーナー「たかのキッチン」では、リンゴ・夏イチゴ・トマトなどを使ったジェラートやジュースがいただけます。どれも1日の数量が限られる、季節ごとの限定メニューです。▲広島県産牛肉100%のハンバーグに、高野大根のおろしと地元産蒸し野菜をたっぷり添えた「高野大根おろしハンバーグ」セット1,200円ソバではなく、庄原の米を使い、ポン酢で仕上げる「庄原焼き」。庄原市内8店舗で味わえます。「庄原焼きプロジェクト連絡会議」のサイトをチェックhttp://shobara-yaki.jimdo.com/広島県商工労働局観光課広島県商工労働局観光課▼「地元素材のジェラート」350円~、「たかのりんごジュース」300円■場所/庄原市高野町下門田49、松江自動車道高野ICそば■問い合わせ/☎0824-86-3131同駅http://www.takanoyama.jp/個人の庭が一般公開されるのはこの期間だけアジサイは6月中旬~7月下旬▲シャーレポピーは5月中旬~6月上旬「たかのキッチン」はこのマークを目印に毎日が花盛り…国営備北丘陵公園今だけ見せます、〝うちの庭〞「庄原さとやまオープンガーデン」遊ぶ。■公開日/5/25㈯~27日㈪、6/1㈯~3㈪、8㈯~10㈪、15㈯・16㈰ ※各スポットで公開日は異なります。公式ガイドブックなどで確認を★★公式ガイドブックの入手方法★★◆郵送での請求/〒727-0012庄原市中本町2-5-6しょうばら花会議事務局に、返信用封筒(角形2号、送付先を明記し140円分の切手を貼る)を送付◆公式ホームページでダウンロードhttp://shobarafl ower.blogspot.jp/◆庄原市内11カ所のインフォメーションで配布■問い合わせ/☎0824-75-0173同事務局(庄原市観光協会)てっぱんグルメ。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です