リビングひろしま2013年9月14日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
9/16

〈9〉2013年9月14日(土)誰でもいつでも始められる教育体制誰でもいつでも始められる教育体制マイペースで働き続けられる環境があるマイペースで働き続けられる環境がある ビューティーカウンセラーとして、美しくなるためのアドバイスが主な仕事。事業所へ出勤して、仲間とミーティングしたり、お客さんとの約束へ出掛けたり、時間を自分で調整できるので、幼児のママも多く働いています。美容理論や商品についての無料研修、さらに専門的な知識やエステ技術を高める教育体制があり、自分のペースでスキルアップしていくことが可能。未就学児の保育費を補助する育児援助制度(地域によって変わります)もあり、育児と仕事の両立、そして自己実現を応援しています。営業スは・勤務時間や日数・ 育児援助制度と (最大2年間、・ スキルアップ研・業務形態にバリ女性が働きやすいポイントポーラレディをはじめて丸4年の石井さん。お子さん3人と仕事を調整して家族旅行へもポーラレディ石井聖子さん(40歳)子ども3人の学校行事やPTA活動、習い事の送迎に合わせて仕事を調整しています。子育てから手が離れたら、研修を受けて仕事を発展させていく予定。営業所に仲間もでき、自分の必要性が感じられてうれしいです〝女性が社会で活躍する〟ためには?広島県「働く女性応援プロジェクト・チーム」が4月に発足 「女性の働きやすさ日本一」の実現に向けて、今年4月に発足した、広島県の「働く女性応援プロジェクト・チーム」に、〝女性が社会で活躍する〟ために必要なことを聞きました。広島県健康福祉局働く女性応援プロジェクト・チーム 両立支援グループ主幹 津島伊保さんQ 女性が働き続けるのは、なぜ難しいの? 出産、育児を機に働く女性の約6割が離職しています。その理由としては、平成21年に内閣府が行った調査によると「仕事と家庭を両立して働き続けられる制度や雰囲気がなかった」が最も多く、次いで「残業などで労働時間が長く、時間的に厳しかった」となっています。実際に子どもができると、保育所への送迎があり残業ができない、急な病気で休まなければならないなど、以前と同じ働き方が難しくなることもあり、これらが出産・子育てをしながら仕事を継続することを困難にしているようです。でも子育てだけでなく、家族の介護が必要となったり、自分がいつ病気になるかもわかりません。男性も含めて、働き方を変えていく必要があると思います。Q 広島の企業の両立支援を教えて 広島県が推進する「仕事と家庭の両立支援企業」の登録は延べ685社に達しています。また企業が設置している事業所内保育施設は21カ所あり(※)、就業環境改善の努力をしている企業も増えています。例えば「学校の行事に参加したい」という要望に応えて、時間単位の休みを設定したり、認可保育園に入れない場合の託児費用を負担したり…。大企業の方が制度が整っているイメージがありますが、中小企業でも個別に柔軟に対応しているケースも見られます。Q 働く女性が気を付けることは? 支援制度があるからといって、〝制度を使うのは当然〟という態度に注意を。周囲の人へ負担が掛かることを意識して感謝の気持ちを忘れないように。子育てしながら働くのは大変ですが、会社から必要とされる存在であり続けることを意識して働くことも大切です。※ 平成25年6月現在、届け出提出企業に限る自分のレベルに合った研修が月1回程度あり、技術や知識を高められます。「同じように頑張る仲間と出会えて、励みにもなります」と石井さん個別相談は「わーくわくママサポートコーナー」(中区立町)へ。☎082(542)0222(平日の8:30~17:15、土・日曜、祝日は休み)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です