リビングひろしま2013年9月28日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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図書館のひみつ&イベントを紹介広島県立図書館副館長の鍜治美和子さん(左)と同館資料課長の竹畠克子さん(右)。「調べ物でお困りのとき、お手伝いしますのでご利用ください」2面へ広島で国立国会図書館の本を取り寄せられるって本当? 「図書館間相互貸借制度」というのがあり、全国の図書館が所蔵する本を最寄りの図書館まで取り寄せて借りられます。極端にいえば、国立国会図書館の本も最寄りの図書館に取り寄せて館内で閲覧できます。 なお、県立図書館では毎週2回、県内の公立図書館各館から貸し出し依頼があった本を発送しています。市立は中央・各区(8館)、まんが図書館、同館あさ閲覧室、こども図書館がコンピューターでつながっているため、市立の本は市立の図書館のどこでも返すことができます。毎日2台の車が本を運搬。公民館の図書室も管理しています。広島市立中央図書館係長の千原真純さん。「書庫にはたくさんの本があります。表に出ていない本についても聞いてくださいね」司書は調べる専門家? 広島県内の各市町が発行している資料、県内に所在する企業や学校の記念誌など、広島県に関する資料は特に力を入れて収集しています。会社の資料作りなどで利用される方もいますよ。司書はそうしたことのお手伝いもする、〝調べる専門家〟です。 皆さんが調べていることをお聞きし、それに役立つと思われる本を探します。先日、他県の方から「〝じぇじぇじぇ〟は広島弁では何と言うの?」というお問い合わせがあり、調べてお答えしました。調べ物があるときは、気軽にお声をかけてみてください。2013年9月28日1563号次回発行は10月5日です無料発行〒730-0017 広島市中区鉄砲町5-16サンケイビル4階☎082(511)7700 082(511)7705 h-living@hliving.jpホームページ「リビングひろしま.com」 http://www.livinghiroshima.com/ 最近、図書館に行っていますか。お得で便利なのに使わないのはもったいない。SHUFU-1グランプリの家計部門で準グランプリを受賞した戸田舞子さんは常に本を予約し、定期的に通う〝図書館通〞。図書館の賢い使い方について、戸田さんや図書館の司書の皆さんに伺いました。 (ライター/髙山由美子)本本、、発掘発掘のの醍醐味醍醐味図書館ライフを満喫賢い利用1賢い利用2 子どものころから本が好きだったという戸田さん。9年間で約800冊もの本を図書館で借りています。「本代を節約するというより、転勤族で引っ越しが多いのでモノを増やしたくない」と、図書館通いが加速したそうです。 また、「無料なので、自分に合わない本だったとしてもショックが少なく済みます。そのため、いろいろな作家さんの本に挑戦できるんです。自分にとって新しい作家さんの本を発掘し、それが気に入るとうれしいですね」 一度に借りられるのは5冊まで(※)ですが、「市立の場合、全部で20冊まで予約でき、10冊まで予約カゴに入れられるので、インターネットを使って常に目一杯予約しておきます。それから定期的に新着本をチェックし、人気の本は予約がたくさん入る前に予約しておくのもポイントです。また、待ち人数が少ないものを選んで予約しています」と図書館利用の〝極意〟を披露。最もよく利用する広島市立安佐南区図書館には「駐車場混雑予想表」があり、毎週土曜、それを見て時間調整してから行くのが戸田さんの習慣になっています。(※)県立図書館は一度に10冊まで借りられ、それとは別に10冊まで予約できます読者モデルの戸田舞子さん(安佐南区、31歳)は、SHUFU-1グランプリ家計部門で準グランプリを受賞(広島リビング新聞社主催)。「子どもが小さいころから本を読む習慣がつくとうれしいですね」い掘図書館県立中央図書館市立県立市立県立市立撮影協力/広島市立安佐南区図書館撮影協力/広島市立安佐南区図書館コマエ写場比治山本店広島市南区比治山本町14-260120-208-408コマエ写場福屋広島駅前店福屋広島駅前店8F0120-013-937コマエ写場広電ストア楽々園店ファミリータウン広電楽々園ナイスディ2F0120-737-280★読書の秋・食欲の秋…さて、あなたは? プレミアムグルメ…6面、広島を食べよう!広産広消宣言…9面、プロに相談して悩みスッキリ!…10〜11面、えるナビ…12面

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