リビングひろしま2013年10月5日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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当てはまる人はロコモの入り口?!2面を参考に、今から対策を始めましょう。 ロコモ チャレンジ!推進協議会ホームページ(https://locomo-joa.jp/)では、将来のロコモの可能性を判断する「ロコモ度テスト」を実施中。 脚力、歩幅、身体状態・生活状況を調べる3つのテストで、20代から70代まで、年齢相応の能力があるかどうかが診断できます。2013年10月5日1564号次回発行は10月12日です無料発行〒730-0017 広島市中区鉄砲町5-16サンケイビル4階☎082(511)7700 082(511)7705 h-living@hliving.jpホームページ「リビングひろしま.com」 http://www.livinghiroshima.com/ 「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」って知っていますか。まだまだ認知度は低いようですが、実は〝メタボ〟に続く国民病といわれているもの。足腰の機能が衰えておこる〝ロコモ〟の兆候は、実は、40代から表れ始めるのだとか。そこで今回は、〝ロコモ〟から身を守る対策を紹介。まずは、チェックから始めてみましょう!家の中でつまずいたり滑ったりする[読者該当率 28.6%]階段を上がるのに手すりが必要である[読者該当率 9.8%]15分ぐらい続けて歩くことができない[読者該当率 4.5%]横断歩道を青信号で渡りきれない[読者該当率 1.8%]片足立ちで靴下がはけなくなった[読者該当率 10.7%]2㎏程度(1㍑の牛乳パック2個程度)の買い物をして持ち帰るのが困難である[読者該当率 17.0%]家でのやや重い仕事が困難である(掃除機の使用や布団の上げ下ろしなど)[読者該当率 25.9%]1つでも当てはまれば、ロコモの可能性が高いといえます。治療が必要な疾患かどうか、まず近くの整形外科を受診しましょう。<ロコモ チャレンジ!推進協議会ホームページから> 「ロコモティブシンドローム」(以下ロコモ)とは、骨・関節・筋肉・神経などの運動器の老化や疾患から、要介護や寝たきりになる危険性の高い状態のこと。要支援・要介護の原因の第1位は、転倒・骨折、関節疾患などの運動器の障害で、約4人に1人がこれに該当します。 「腰が痛い」「ひざが痛い」といった運動器の不調は、50代で急増。変形性膝関節症や、骨粗しょう症など、骨や関節の病気をかかえる人は、全国で約4700万人と推定され、50代は、7割以上がロコモの可能性があるといわれています。 そして、このような兆候が表れ始めるのが40代。筋力やバランス力の低下などを感じたら黄信号。〝年だから仕方がない〞と放っておかず、早めに気付いて対処し、進行を抑えることが大切です。 健康で自立した生活ができる「健康寿命」と「平均寿命」の差(=要介護・寝たきりの期間)は、9年〜12年。この期間を減らし、最後まで生き生きと過ごすために、今から対策を始めましょう。〝足腰の衰えが原因〞―ロコモの兆候は40代から最近筋力や体力の衰えを実感したことがありますか ロコチェック該当数※平均年齢44.9歳※リビングWebで5月16日~22日に実施の、ロコモについてのアンケートから(回答数112)遅刻しそうになっても走らない一緒に歩いている人から遅れがちになる階段を下りるときに手すりがほしい立ち上がってすぐに歩き出せない階段を避けて、エレベーター・エスカレーターを使う安心するのは安心するのは まだ早い!まだ早い!2面へ続きは大阪厚生年金病院副院長冨士武史さん大阪大学医学部卒業。2000年から同病院整形外科部長。日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本リハビリテーション医学会認定リハビリテーション科専門医。ロコモ チャレンジ!推進協議会委員。モデル川井真佐子さん(40歳)★カープCS進出決定おめでとう!さあ続け!サンフレッチェ広島も…8・9面 ★今号は健康特集号…1・2・14面、えるナビ…8・9面、無料一括査定…13面

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