リビングひろしま2014年6月28日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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2014 年 6 月 28日 1597号次回発行は7月5日 です 無料 発行 〒730-0017 広島市中区鉄砲町5-16サンケイビル4階 ☎082(511)7700  082(511)7705  h-living@hliving.jp ホームページ「リビングひろしま.com」  http://www.livinghiroshima.com/ 2面では…爪水虫の治療と気になる「巻き爪」について紹介広島市医師会、しのだ皮ふ科院長。医学博士、日本皮膚科学会専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医すっきりサンダル美人 「流行のサンダルを買ったけど、足元を見られるのが気になる」「爪の色をマごまかしている」…。上のチェックリストのような状態なら、爪水虫かも。予広島市医師会の篠田勧先生に聞きました。   (ライター/中川泰子 編集/松浦啓子 イ 爪水虫は、水虫と同じ白癬(はくせん)菌によるもの。皮膚の角層、爪、髪の毛などをつくっているケラチンというタンパク質を栄養にして生きるカビの一種です。「爪水虫は感染症の病気で、手や体にも感染しますが9割近くは足です。痛みやかゆみがなくても、チェックリストのような症状があれば、感染している可能性が高いです」と篠田先生。 白癬菌は角質に非常にゆっくり浸透します。「皮膚に付いただけですぐに爪水虫になるわけではありません。今見えている症状を起こした菌は、数カ月前、または昨年付いたものかもしれません」。また白癬菌は、湿度や温度が高い環境にある夏場に増殖しやすくなり、発症へつながります。また篠田先生は、「プールやレジャー施設などに行く機会が増えるため、足ふきマットから菌が付きやすくなります」と注意を促します。 では、予防のためにはどんな対策があ靴下は通気性のよいものを履きましょう。に履き替えたり、5本指のソックスを履く設で足ふきマットを使った後は、もう一度が賢明です。「清潔に保つことは大切です剰に皮膚を削ると皮膚が傷ついてしまいま入ったり、かぶれてしまうことも」。優し分をしっかり拭いて乾燥させてください。キンケアをしてバリア機能を高めるのも効果的だそうです。数カ月かけてじわ~っと進行ゴシゴシは禁物、しっかり乾燥篠田 勧先生vol.61マニキュアで予防と対策をラスト/鹿子木美)るのでしょうか。「靴や室内ではサンダルなどくのもお薦め」。公共施度自分のタオルで拭くのすが、洗い過ぎたり、過ます。そこから白癬菌がしく洗い、洗った後は水保湿クリームなどでス効果的だそうです。っかり乾燥まずは…足の爪チェック一つでもチェックがあれば、爪水虫の疑いあり□□年々分厚くなってきた□□白や黄色に変色、または濁っている□□表面がガサガサし、割れやすくなった×○◆ロンタオルやヘチマなど、硬い素材で××ゴシ洗い××◆皮膚を強くこすって削り取るような、過剰な角質ケアな◆かいタオルと石けんで、指の間まで優○○う○○◆洗った後はしっかり水分を拭き取る◆通気性がいい靴を履き、不必要なときは靴を脱ぐをやっていいこと・ダメなこと足のケア足爪トラブル注意報★今号は心と体の健康特集号…1・2・16面、心を満たす街角グルメ…8・9面、さらなる増税時代に備えるマネー術…10面、プロに相談して悩みスッキリ!…12面

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