リビングひろしま2014年11月8日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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2014年11月8日(土)〈8〉川手この春、次男が結婚して独立したので、これを機に保険内容を見直そうと思っています。幸田ライフステージの変わり目は見直すのによい機会ですね。川手長男、次男が独立して家庭を持ったので、死亡保障はもうあまり考えなくていいかなと。お葬式代だけあればいい。その分、医療の方に回そうかと考えています。共済の総合保障タイプのものを医療タイプのものに切り替えると、同じ掛け金でも入院保障が倍になるんですよね。幸田もう一つ共済系の総合保障タイプのものに入られていますが、これに入られた理由は?川手元々入っていたものは入院保障が5000円なのですが、それではちょっと足りないと思ったので。幸田でしたら先ほどおっしゃったように、前からの方を総合から医療に切り替えたら、一つ要らなくなりますよね。川手そうですね。こうやって書き出してみるとよく分かりますね。山下終身保険に入っていますが、老後資金はどのくらい必要ですか。幸田山下さんは死亡保障500万円の終身保険に入られているので、老後資金としては妥当だと思います。川手さんも300万円の死亡保障があり、お二人とも十分ではないでしょうか。あとは、介護にどう備えていくかということが重要です。今、65歳以上の4人に1人は認知症か認知症予備軍といわれています。自分が介護状態になったときにその費用はどうするのかということも想定しておかねばなりません。特に女性は長生きなので、そこは大きなポイントです。最近は介護保険というのが少しずつ出てきていますけれども、割高なので、現状では保険よりも現金や預金で備えた方がいいかなと思います。今後は社会保障制度の改革が進みますので、お子さんがいらっしゃらない人や、シングルの方は特にしっかり備えてください。50代は、これからの生活に必要なものは何なのかがよく見えてくる年代。保険の内容をしっかりチェックして、公的年金だけでは足りない分を補う準備をスタートさせてください。また、生命保険は相続を視野に入れた活用法もあります。わが家にとって必要な保険を決めてください。幸田山下さんはご本人の終身保険と、ご主人とご本人の個人年金タイプの保険ということで、本数が少ないですよね。元々こういうふうに絞られていたんですか。山下貯金で賄えると思っていたんです。幸田つまり「保険は補完」という考え方、保険で全てを解決するわけではないということですね。素晴らしい。いいことだと思います。何か足りないところを補っていくための一つの備えとしての位置付け。そういった自分なりのスタンスが、特にこれからの50代には必要だと思います。老後の生活資金としては、山下さんは個人年金保険で準備されていますが、今何も準備されていない方は、今更入るのは割高になるということでしたら、現金や預貯金、他の金融商品で準備されたらいいと思います。川手さんはいかがですか。川手夫の退職金と家賃収入を充てようと考えています。幸田それはいいですね。退職までに貯めるというのが普通のご家庭なのですが、川手さんにはもう一つのお財布がある。家賃収入があるというのは大きいですね。子どもが独立したら死亡保障から医療重視に50代は保険見直し適齢期介護などの備えは万全に「保険は補完」保険だけに頼らないプランも子どもの巣立ちは保険見直しのタイミング50代以降は医療&介護の備えを 子どもが巣立つ時期は、親のライフステージの中でも大きな転換点。子育ての不安から解放されてホッとしたのもつかの間、老後という人生の長い〝放課後〟を安心して過ごすために、医療や介護の備えが心配です。このタイミングで、しっかり自分の保険内容を見直してみましょう。50代のリビング読者2人が、ファイナンシャル・プランナーの幸田洋子さんにチェックしてもらいました。川手順子さん(57歳)夫56歳、長男32歳(既婚)、次男29歳(既婚)、長女24歳(未婚)★相談したいこと…子ども3人のうち2人は独立。生活リズムも変わり、年齢的にも老後に備える保険を考えた方がよいのでしょうか5年に1度くらいは保険証券をチェックしようと思いました。山下愛子さん(53歳)夫58歳、次男16歳(高2)★相談したいこと…昨年交通事故にあって手術をした際、保険会社によって対応が異なりました。万一に備えてアドバイスをお願いします保険で補完する考えが合っていて良かった。スッキリしましたしまし幸田洋子さんファイナンシャル・プランナーCFP、2級キャリアコンサルティング技能士。福山大学経済学部非常勤講師、広島大学キャリアセンター相談員お二人とも考えがしっかりしていらっしゃいます。貯していしつつ保険で備えられ蓄をしいいですねるとい保険座談会広島県内の幼稚園や保育園で配布「えんじぃな」12月号発行工作&クリスマス特集広島リビング新聞社入稿PDF作成用インデザイン.indd 32014/10/20 10:44:24えんじぃな12月号の表紙現在、「えんじぃな」の表紙に登場していただく親子を募集しています。撮影場所は広島市内のスタジオ。プロが撮影とメークを行い、ステキな1枚を演出します。これまで登場したママからは「おじいちゃん、おばあちゃんが喜んでいました」「子どもを撮ることは多いけど、子どもと一緒の写真が意外に少なく記念になった」と喜びの声が届いています。雑誌の表紙を飾ると記念の1枚になるはず。ぜひ応募してみて。広島リビング新聞社が発行している園児とママのための情報誌「えんじぃな」。12月号の巻頭特集は「〝うちの子、苦手〞はママの勘違い?!親子でアートしよう!」。お絵描きや工作は、作る物や色を決める力、難しいことを乗り越える力、集中力など〝心の体力〞が育ちます。子どもが途中でくじけない方法も解説。このほか、クリスマス情報が満載。クリスマスパーティーの楽しみ方、ツリーパンケーキやアドベントカレンダーの作り方などを紹介しています。工作「せんせい!ありがとうカード」、童話「アリとキリギリス」など、子どもが楽しめるページもありますよ。「えんじぃな」は広島県内の幼稚園や保育園で配布しています。園に置かれているかは先生に聞いてみてください。または広島リビング新聞社に問い合わせを。親子表紙モデル募集中じぃじ&ばぁばも喜ぶ一枚「えんじぃな」表紙モデル募集要項■ 対象/広島県内の幼稚園か保育園に通う園児とそのママ■ 応募方法/①住所(〒)②親子の氏名③親子の年齢④電話番号を書き、親子で写っている写真1枚(なるべく上半身、顔がはっきり見えるもの。選考の参考にします)を同封して応募を・封書=〒730-8559広島リビング新聞社「えんじぃな表紙モデル」係・メール=h-living@hliving.jp(件名「えんじぃな表紙モデル」、写真を添付してください)※表紙モデルの候補になった場合は、えんじぃな編集担当から直接連絡します。掲載号は選べません※登録者の個人情報は広島リビング新聞社が適正に管理いたします☎082(511)7720

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