リビングひろしま2015年2月21日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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昨年8月に起こった広島土砂災害で義援金を支払った人は、確定申告をすると税金が戻ってくるそうです。その方法について、広島東税務署で聞きました。―義援金をした人は税金が戻ってくるのですか。個人が募金団体を通じて支払った義援金が、最終的に国や地方公共団体に寄附(きふ)された場合、「特定寄附金」として寄附金控除の対象となります。ふるさと納税をした人と同じように、所得金額から控除額が差し引かれ、所得税などが還付されることがあります。―どのような書類が必要ですか。義援金を支払ったと証明する書類が必要です。例えば、①広島県や広島市、募金団体が発行する受領証や預り証、②郵便振替の半券(受領証)、③銀行振り込みで支払った場合のATM利用明細書などです。ただし②③は、振り込んだ口座が義援金の受付専用口座に限られるので、その証明として、募金団体のHPの写しなどが、別途、必要となります。―寄附金控除額はどのように計算しますか。特定寄附金の合計額から2000円を引いた額。ただし、所得金額の40%相当額が限度です。―注意点はありますか。店頭で募金をした場合など、証明できる書類がなければ対象外です。また、認定NPO法人などに寄附した場合は、計算が異なります。寄附金控除は、国税庁HP「確定申告特集」の「ふるさと納税をされた方」の中で、動画でも説明。確定申告の作成もできるので、利用してください。地域の話題や疑問・質問を募集このコーナーでは、身の回りでの「知りたいこと」を募集中。調査してもらいたいこと、住所(〒)、氏名、電話番号を書き、「なんでも調査隊」係まで。Eメール=h-living@hliving.jpへ応募を土砂災害の義援金 確定申告で税金還付に広島東税務署税務広報広聴官の三宅孝志さん(左)と、富田浩充さんはがき▶〒730-8559 広島リビング新聞社    「Wプレゼント2/21」係HP▶http://www.livinghiroshima.com/プレゼントの応募は、はがき、HPからOK1は弊社から発送。2は弊社で受け渡し。発表は、1は座席引き換え券、2は当選はがきの発送をもって代えます。応募者の個人情報は発送のみに使用2月26日(木)必着(〒)、氏名、年齢、電話番号、下記設問の回答、本紙への意見・感想を書いて、下記あて先の「Wプレゼント2/21」係へ。13月13日(金)午後7時開演 さくらぴあで初公演バイオリニスト・川井郁子による名曲 国内外の主要オーケストラと共演している他、テレビや映画でも活躍中。注目のバイオリニスト・川井郁子さんが、さくらぴあで初公演。映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のテーマ曲や「アナと雪の女王~Let It Go」など、世代を超えて愛される珠玉の名作を華麗なバイオリンと楽しいトークで届ける特別な夜に。詳細は☎0829(20)0111はつかいち文化ホールさくらぴあ(廿日市市)へ。1組「川井郁子 The Melody~100年の音楽~コンサート」3月13日(金)午後7時開演、5,500円(全席指定)をペア1組に※楽曲は変更の場合あり2「CGC酎ハイもも」1ケース(24本入り)期間限定!「酎ハイもも」登場 好評の「CGC缶酎ハイ」に、今しか飲めない期間限定フレーバー「もも」が登場。春らしい華やかなパッケージは、普段の食卓はもちろん、パーティーや花見の宴を盛り上げるのにもぴったり。 アルコール分7%のドライな味わい、甘さ控えめで飲みごたえ十分な酎ハイです。この春だけの味をこの機会に楽しんでみては。 詳細は☎082(849)6714中国CGC(安佐南区)へ。「CGC酎ハイもも」350ml(参考売価99円)1ケース(24本入り、2,376円相当)を5人に※20歳以上の応募に限る5人設問1)あなたは日刊紙を読んでいますか。    ①読んでいる ②読んでいない設問2)読んでいるとお答えの方、新聞名は? (                )○企業名が見出しに表示されているものはその企業からのPR情報です。 ○表示価格で特記事項がないものは消費税額を含んだ総額表示です。 ○紙面の無断転載を禁じます。 ○個人情報の取扱いについては、当社ホームページまたは個人情報保護推進事務局☎082(511)7700(平日10:00~17:00)までお問い合わせください。本紙掲載の広告主が収集した個人情報に関しては、各広告主へお問い合わせください。 ○配布部数/188,160部 日本ABC協会公査レポート(報告予定部数)より 2015年2月21日日本生活情報紙協会加盟紙 ●リビングひろしまの記事・広告・チラシについての問い合わせは☎082(511)7700(代) 広島リビング新聞社へ ●配布についての問い合わせは、☎082(223)1008(平日10:00~17:00)リビングプロシード広島支社へ リビングひろしま.comみてみて広島リビング新聞との連携サイト素敵な広島女子のご近所タウンリポート2つのウェブサイトアート◆第16回絵のまち尾道四季展 2月21日㈯~3月8日㈰9:00~17:00、尾道市立美術館(尾道市西土堂町)で開催。尾道の風景をテーマとした全国絵画の公募展。会期中無休。一般300円。☎0848(23)2281同館◆超絶技巧!明治工芸の粋 2月21日㈯~4月12日㈰9:00~17:00、山口県立美術館(山口市亀山町)で開催。村田理如(まさゆき)ら、明治時代の匠が魂を込めた作品を展示。印籠、七宝など多彩なジャンルの約160点。月曜休館(3月2日、4月6日は開館)。一般1,200円。☎083(925)7788同館◆特別展「出雲焼の輸出陶器」 ~3月23日㈪10:00~18:30、島根県立石見美術館(グラントワ/島根県益田市)で開催中。釉下彩の輸出陶器や、特色ある様式の出雲焼の輸出陶器など、約30点を紹介。火曜休館。一般300円。☎0856(31)1860同館イベント◆金欄の手づくりひな人形展 2月21日㈯・22日㈰9:00~17:00、三景園(三原市本郷町)で開催。恒例の人形展。色・柄とりどりの手づくり金襴(らん)おひなさまが並びます。入園料大人260円。☎0848(86)9200同園◆社会人落語広島チャリティー寄席 2月21日㈯①10:30~、②14:30~、佐伯区民文化センター(同区五日市中央)で開演。全国から名人・迷人が集結、社会人落語日本一も出演予定。各回500円、通し券900円(東日本大震災義援金として全額寄付)。☎082(921)7550同館◆ディレクターズ・トーク「錦織良也監督」 2月21日㈯14:00~、広島市映像文化ライブラリー(中区基町)で開催。錦織良也映画監督を迎え、映画作りについて聞くトークイベント。15:10からは、映画「渾身KON-SHIN」を上映。大人510円。☎082(223)3525同館◆第7回ひろしま子ども落語会 2月22日㈰13:00~15:30、広島市こども文化科学館(中区基町)で開演。子ども落語塾塾生が練習の成果を披露する他、師匠六ツ家千艘さんの落語もあり。入場無料。☎082(222)5346同館◆ひがし区出会い・ふれあいフェスティバル 2月21日㈯・22日㈰10:00~、東区民文化センター(同区東蟹屋町)で開催。同区を中心に活動する団体のステージや作品展示、バザーなどあり。また、22日㈰①11:00~、②13:00~、③15:00~、劇団Tempaによる芝居「ある朝、ぼくは…」を開演。親子で一緒に楽しむお芝居プロジェクト。入場無料。☎082(264)5551同館◆神辺町に伝わるひな飾り「雛(ひな)祭り展」 2月21日㈯~3月22日㈰9:00~17:00、菅茶山記念館(福山市神辺町)で開催。昭和初期の御殿飾りなどを展示。月曜休館(3月2日は開館)。入場無料。☎084(963)1885同館◆呉・安芸地区フェスティバル 2月22日㈰10:00~、くすのきプラザ(府中町本町)で開催。26年度けんみん文化祭の一環。舞踊、和太鼓などあり。入場無料。☎082(286)3272府中町教育委員会社会教育課◆Asakitaミュージックサロン 2月22日㈰14:00~、安佐北区民文化センター(同区可部)で開演。サクソフォンとピアノによるコンサート。カルメン幻想曲他を演奏。入場無料。☎082(814)0370同館第16回尾道賞グランプリ土肥健次「小休止」ショッピング◆福屋八丁堀本店島県の物産展=~2/24㈫◆福屋広島駅前店 第61回 広島花の祭典=~2/24㈫◆天満屋アルパーク店 快適生活リビングフェア=~2/22㈰◆天満屋広島緑井店九州物産展=~2/23㈪◆そごう広島店 第30回 江戸情緒老舗くらべ=~2/23㈪◆広島三越片岡鶴太郎展 還暦紅=~3/1㈰、大人1,000円◆東急ハンズ広島店「パンフェス」人気のパン屋大集合=2/20㈮~23㈪、27㈮~3/1㈰◆ゆめタウン広島日頃のご愛顧に感謝 決算大謝恩セール=~2/22㈰◆アルパーク 毎週木曜ポイントアップデ―◆パルコ広島店 ビックリマン原画展=~3/4㈬、入場無料◆イオンモール広島府中 専門店 あさとくスタンプラリー=~2/28㈯◆イオンモール広島祇園 学ぶ!未来の遊園地=~3/1㈰◆フジグラン広島 毎月22日はフジの日!エフカポイントも5倍!◆フジグラン高陽 ノルディック・ウォーキング入門①=2/21㈯10:00~、受講料500円《楽山焼黄釉釉下彩鶴図花瓶》明治時代個人蔵「みなさん、どうも〜」と、柔らかい口調で客席側から登場した〝尾木ママ〞こと教育評論家の尾木直樹さん。2月1日に西区民文化センターで、いじめについて考える講演会の講師として招かれました。2011年、大津市内の中学校で発生したいじめ事件で、第三者調査委員会委員を務めた尾木さん。その時の教訓から「学校は閉鎖的で、教師が一つ捏造(ねつぞう)すると、周りの大人が仲間となり、隠ぺいを繰り返してしまいがち。だから、教師以外にも子どもたちや保護者などから証言を得て、事実確認をし、真実を明らかにすることが必要です」と、力を込めて訴えました。さらに、いじめを防げなかった周囲の子どもたちは、自分を責め続ける傾向があるので、心のケアを徹底的にしないと傷を負いながら大人になってしまうと心配します。いじめのメカニズムとして、加害者はいじめ行為を遊びだと思っていることが多く、事態が悪化していくと指摘。そうした状態を防ぐには「いじめを早期に発見・解決できるような子どもたち主体の取り組みが不可欠」ときっぱり。東京のある小学校では、子どもたち自らがいじめ防止のルールを作ったり、日々の生活で楽しかったことを投稿できるポストを設置して、それを校内放送するといったことが行われているそうです。「広島県は教育関係のNPO法人の活動が盛んな印象があり、システム的には整っていると思います。うまく連携を取っていけるかがポイントでしょう」と、期待を込めて締めくくりました。教育評論家いじめ防止には、子どもがどもが主体となって取り組むこと【プロフィル】1947年、滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、教師として22年間勤務。その後、臨床教育研究所「虹」を設立し所長となる。教育評論家、法政大学教職課程センター長・教授の他、テレビやラジオへも出演。「尾木ママ」の愛称で親しまれている尾木 直樹さん(尾木ママ)

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