リビングひろしま2015年3月14日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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★教えてドクターQ&A…4・5面、祝・新白島駅開業記念企画…6面、ビューティーセレクション…10面、おしえて職場の先輩たち!…12面2015年3月14日1629号次回発行は3月21日です無料発行〒730-0017 広島市中区鉄砲町5-16サンケイビル4階☎082(511)7700  082(511)7705  h-living@hliving.jpホームページ「リビングひろしま.com」 http://www.livinghiroshima.com/かかりつけ医選びのポイント・読者アンケートなど2面へ広島市医師会会長松村循環器・外科医院理事長開業医として日々地域の患者さんに接しています。2015年3月14日1629号次回発行は3月21日です無料発行〒730-0017 広島市中区鉄砲町5-16サンケイビル4階☎082(511)7700  082(511)7705  h-living@hliving.jpホームページ「リビングひろしま.com」 http://www.livinghiroshima.com/な外来診療は、まずは地域のかかりつけ医に。も一般的的な一人では手に負えない場合は、適切な専門医や病し自分分一介してくれます。そのために、医師同士、幅広い院を紹紹介ワークを持っています。開業医から総合病院へのネットもちろん、開業医からより専門性の高い開業医へ紹介ははることも。逆に総合病院から紹介されてくる場合紹介す紹介するもあります。 かかりつけ医とは、日常的常的な診療のほか、健康管理のアドバイスなど、何でも気軽に相談できできる〝身近な医者〟のこと。「〝どんな病気でも診てくれる医師〟が理想的理想的ですが、日本では専門性が重視され、専門分野で力を発揮することがことが求められてきました。そのため、オールマイティーな医師が少ないのが現状いのが現状です。開業医は、自分の専門科目以外の患者さんを診る機会も多く、経験積中、幅広対応医師多経験を積んでいく中で、幅広く対応できるようになる医師が多経験を積んでいく中で、幅広く対応できるようになる医師が多いですね」と松村先生。 何科に行けばいいのか分からない、どこの病院に行けば専門知識を持つ医者がいるのか分からない…という時こそ、かかりつけ医に相談を。 かかりつけ医の利点は、患者の変化や異常に気付きやすいこと。「長年診ていると、いつもとは様子が違うなど、ちょっとした異変も見逃さずに対処できます。体のことはもちろん、普段の様子も知っているので、認知症にも気付きやすいんです(右事例)。病気の早期発見・早期治療も、かかりつけ医の大きな役割の一つだと思っています」。 また、病気の多くは遺伝的素因が関係しています。例えば、ぜんそくやリウマチ、高血圧、心臓病などが挙げられます。「親が高血圧なら子どもも高血圧になることが多く、日頃から注意しておくことができます。家族歴、生活を知ることで病気の予防にもつながるんですよ」。 春になると、生活環境が変わり、体調を崩すことも。「なんとなく調子が悪いけど、何科に行けばいいんだろう」と悩むことはありませんか。そんなとき、安心して相談できるのが「かかりつけ医」。そこで、広島市医師会会長の松村誠先生に、「かかりつけ医」を持つことのメリットについて聞きました。 職員がある日、「先生、○○さん、最近よく支払いに1万円札を出されるんです。250円でも1万円札なんです。今までそんなことなかったのに…」。認知症の始まりでした。計算ができなくなり、足りなかったらと不安で、1万円を出していたんです。すぐに家族へ連絡を取り、早めに対処することができました。医師だけでなく、他の職員も含め、病院ぐるみで対処できた事例だと思います。vol.64かかりつけ医専門医・総合病院患者紹介返送・逆紹介診察医療相談医療情報の提供医療情報の収集・提供

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