リビングひろしま2015年9月12日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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2015年9月12日(土)〈2〉「3度目の出産後、体がなかなか戻らなかったこともあり、約10年ぶりにバレエを始めたんです」と語る大下さんは、3人のママとは思えないほど、スリムなスタイル。2年ほど続けるうちに、子どもクラスの発表会のアシスタントを頼まれるように。その後、正式に講師就任への依頼を受けました。「最初は私なんかでいいのかと悩みましたが、あらためて〝大好き〞と感じていたバレエを仕事にできるのはうれしい」と。家族の後押しもあり、仕事として続けることを決意。「私がバレエを辞めたことを残念がっていた母が、誰より喜んでくれました」現在は、幼児からシニア世代までの数クラスを担当。特に子どもへの向き合い方には「子育ての経験があればこそ余裕が持てている」と語る大下さん。「どの子も本当にかわいくて。でも家に帰れば、やっぱりわが子がかわいいですね」とちらりとママの顔をのぞかせます。好きなバレエを再開し、講師としての仕事へプロフィル10歳・7歳男児、4歳女児の母【経歴】3歳から17歳までバレエを習う。第2子出産後に介護福祉士の仕事を辞職。第3子出産後にバレエのレッスンに通い始め、アシスタントを経て講師に【資格など】本格的に子どもを指導するに当たり、自発的に幼児向けバレエリトミック上級指導者の資格を取得子育ては仕事の素1面の続きバレエ講師バレエスタジオ ラ・モンテ大下智子さん(31歳)ドラッグストアで接客も売場整理もてきぱきとこなす原さんは、入社11年目のベテラン。店長の経験もあります。結婚を機に東広島店へ転勤、そして出産を機に時短勤務へと変えてきました。「理系で薬などにも興味があったし、人と関わりたいと思って選んだ仕事。パートさんを含め女性が多い職場環境で、育休や時短勤務など会社の制度も充実していたので、それらを利用して続けていきたいと思ったんです」時短勤務は少し仕事にセーブがかかっている状態。しかし、仕事も家事も限られた時間を有効に使おうと、朝1日のスケジュールを書き出すことで、以前より段取りよく仕事がこなせ、効率が良くなったと語ります。まだ言葉で表現できない長女の思いをくみ取ろうとする姿勢は、困っているお客さんがいないか察知する力に。また、ベビー用品の知識はお客さんへのアドバイスにと、子育ての経験は仕事にも役立っているそうです。働き方を変えながらも、好きな仕事を継続プロフィル2歳女児の母、2016年1月に第2子出産予定【経歴】大学卒業後、㈱ププレひまわりに入社、結婚を機に東広島店に転勤、第1子出産で産休・育休取得後、現在は子どもが3歳までは利用できる時短勤務制度を選択【資格など】一般用医薬品を販売する「登録販売者」の資格を保持、第2子出産後は「食育アドバイザー」の資格取得を目指すスーパードラッグひまわり東広島店 原ちづるさん(33歳)登録販売者一般用医薬品

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