リビングひろしま2015年9月19日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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2015年 9月 19日 1652号 次回発行は9月26日 です 無料 発行 〒730-0017 広島市中区鉄砲町5-16サンケイビル4階 ☎082(511)7700  082(511)7705  h-living@hliving.jp ホームページ「リビングひろしま.com」  http://www.livinghiroshima.com/ 机に伏せたり、目を閉じて静かに休息するだけでもOK。視覚刺激を抑えるだけでも、脳の疲労が減ります。 習慣として、1週間程度続けると、自然と昼寝ができるようになります。うまく眠れないのだけど…● 静かに目を閉じるだけでもOK 仕事と家庭の両立で、お疲れモードの女性が増えています。職場の上司から、「休憩時間とはいえ、会社で昼寝とはいかがなものか…」と注意されたと読者からのお便り。眠気を我慢するより、上手に習慣に取り入れた方が、仕事の能率や体のリズムにもいいとか…。マナーにも配慮した昼寝のコツを、睡眠改善学のスペシャリストでもある広島国際大学の田中秀樹さんに聞きました。      (ライター/吉本智子、イラスト/杉山なづき) 昼休憩などを利用した短い昼寝は、就寝時刻から13~15時間後にくる〝自然な眠気〟を解消する効果があります。また睡眠には、脳を休める役割りがあるため、イライラの軽減や、仕事や勉強の効率向上も期待できます。その他、認知症予防にも役立つと言われています。 つい寝入ってしまう不安がある人は、横にならずソファや椅子にもたれたり、机にうつぶせて寝ると深く眠ることが避けられます。 眠る前に、お茶やコーヒーなどを飲むのもお勧め。カフェインは、飲んで15~30分後ぐらいから効き始めるので、昼寝からすっきり目覚めるのを助けます。昼寝をすると体にいいの?● 午後からの仕事の効率UPやイライラの軽減に役立ちます長く眠り過ぎないコツは?●椅子にもたれて座ったまま寝る●机にうつぶせて寝る●眠る前にコーヒーやお茶を飲む などすっきりの価値田中 秀樹さん広島国際大学心理学部心理学科教授。睡眠改善研究のパイオニアとして、睡眠改善インストラクター養成に従事。地域や学校で睡眠改善指導、不眠の認知行動療法を行う。テレビ出演や著書も多数→詳しい解説は2面12で  深い睡眠に陥ってしまうと、逆に寝起きに体がだるい、頭が痛いなどの不調を感じることも。深い睡眠に入るまでの時間の目安が、若い人で10~15分程度、55歳以上になると約30分です。何分くらい眠るのがいいの?●55歳未満は10~15分、 55歳以上は30分を目安に 夕方以降に寝てしまうと、逆に夜の睡眠に悪影響を与えてしまいます。寝付きにくい、眠りが浅いなど、眠りの質を下げてしまいます。昼寝は遅くとも、15時ぐらいまでをメドに、それ以降は寝ない方が良いでしょう。昼寝は何時ぐらいまで?● だいたい15時ぐらいまでに→詳しい解説は2面4で→詳しい解説は2面3で眠りのドクターに聞く 昼寝のススメ関連記事は2面と4面午後からも   頑張れる!★今号は、秋を楽しむ情報満載。秋得情報〈お出かけ&レジャーガイド〉…3面、スクールデイズ…5面、秋そうじのススメ…11面、わが子のヤル気をオンにする接し方…14面

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