リビングひろしま2016年1月23日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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〈9〉2016年1月23日(土)赤ちゃんの写真とメッセージを募集中「ビバ赤ちゃん」のコーナーでは、生後6カ月までの赤ちゃんの写真とメッセージを募集しています。誕生記念にぜひ!■応募方法/下記の①~⑤と、住所(〒)、電話番号を書き、写真を添付して、Eメール=h-living@hliving.jp へ応募を  ※件名に「ビバ赤ちゃん」と明記 ※写真サイズは980×640ピクセル以上で ※メッセージは要約する場合あり①赤ちゃんの名前(フルネーム・ふりがな)②性別③誕生年月日④赤ちゃんへのメッセージ(25文字以内)⑤保護者の名前小林徹平(こばやしてっぺい)くん・平成27年9月18日生まれ。★大好きな徹平が生まれてくれて幸せだよ。ありがとう。原智陽(はらともはる)くん・平成27年7月31日生まれ。★生まれてきてくれてありがとう。すくすく育ってね。竹岡大希(たけおかたいき)くん・平成27年9月29日生まれ。★ニコニコたいちゃん。毎日が笑顔であふれますように。岩本磨師(いわもとましん)くん・平成27年5月18日生まれ。★いつもみんなを笑顔にしてくれて、ありがとう。大西美緒(おおにしみお)ちゃん・平成27年7月15日生まれ。★生まれてきてくれて、ありがとう。元気に育ってね。圓堂里香(えんどうりか)ちゃん・平成27年6月16日生まれ。★いつも可愛い笑顔ありがとう。元気に大きく育ってね。_改革の柱に「異文化間協働活動」があげられています。語学学習と、どう関連づけられますか。今後のグローバル社会に英語は必要ですが、あくまで言語はツール。言葉に中身が伴っていなければならないし、人とコミュニケーションできる力も必要。他者と協働して何かを作り上げる力までを養いたいです。その典型的な取り組みが、OECD広島創生イノベーションスクールです。県内の高校生が、他国の生徒や県内企業、NPOや大学と協働して、広島の魅力と課題を発見して発信するプロジェクト学習です。外国人と課題を議論し、協力しながら解決に向けて、実際に活動します。そこではもちろん、コミュニケーションツールの英語が必要となります。現在、全ての県立高校が、外国の学校と姉妹校提携しました。姉妹校とネットで通信したり、行き来したり、ホームステイしたり、そうした活動を推進しています。小・中学校では、留学生に訪問してもらう取り組みを行っています。彼らとの交流を通して、異文化への理解やグローバルな多様性への興味を発展させていってほしいです。_学校が変わる中で、保護者に求められることもありそうですが…。教員には、今からは〝ファシリテーション力〞が必要だと言っています。「こうしなさい」ではなく、子どもたちが立ち往生したり、方向性がずれそうな時、「ここも考えてみたら?」と導き、フォローすることに徹します。こうした姿勢を家庭でも少し意識していただければと思います。教えることより、考えさせることです。また、子どもが勉強をしているそばで、保護者も新聞や本を読むなどの姿勢を見せるのは、とても良い影響を与えるでしょう。_今年の夏に行われる「ひろしま総文」や、インターハイは、子どもたちにとって自主・自立につながりますね。生徒自らが企画して協議し実行する、まさしく実践の場。絶好のチャンスだと思います。だからこそ、なるべく大人が手を出さず、高校生たちに任せるようにしています。昨秋のプレ大会では、すごく成長した姿を見せてくれました。この二つの大会は、広島の未来へつながる一歩として期待しています。10年後、この改革の下で学んだ子どもたちが、それぞれの世界でバリバリ頑張って、「広島で学んだからこそ今の自分がある」と言ってもらえるようにしたいものです。そして、彼らが学んだことを社会のために役立ててくれることを願っています。_なぜ今、こんな大きな改革に取り組まなければならないのでしょうか。これまでの学習は、知識のインプット&アウトプットを大事にしてきました。これからは、こうした能力でできる仕事の半分以上は、AI(人工頭脳)に置き換わるとの説があります。複雑化した社会では、知識を活用したり応用したりつなげたりして、新しいものを作っていく力が必要となります。難題に対しては、他国の人たちと協働しながら解決する力も求められます。これまでのように、入試だけを考えた学習では、将来子どもたちが社会人になった時に、対応しきれない可能性があります。_ますます高大連携が進むと言われています。大学入試も変わりますか。高校と大学の連携を進めるには、①大学改革、②入試改革、③高校改革の3つの要素があります。大学改革や入試改革が進むのを待っていては遅れてしまうので、本県では高校改革を先行して進めます。この変革を通して、生徒がより幅広い力を身に付けることを目指しているので、現状の入試にも十分対応できるし、これから変わる入試の先取りになると考えています。_学年が上がるほど、学習意欲が下がるというデータがありますが…これまでの学習は、ややもすれば教師が中心となり、受験のための学力を付けることでした。これが子どもたちの学習意欲を落とす原因の一つになっていました。この改革で目指すのは、〝能動的な学び〞。子どもが知りたいことや疑問を持って、そこから学習が始まる〝学習者基点〞です。「これとこれの関連性はどうか」「こうなったら、どういうことが起こるのか」など、類推したり、推論したりする〝深い学び〞。この3つが最適な学びだと考えています。_「課題発見・解決学習」について、もう少し詳しく教えてください。与えられた問題を解くのではなく、自分で身の回りのことで何が課題なのかを見つけ出し、どうしたら解決できるのか、方法や手段を考え、実行に移す学びのことです。例えば、3+5の答えは一つです。しかしX+Y=8とすれば、XとYの組み合わせは複数となります。これが応用変化です。さらに今の時代は、答えそのものが一つとは限りません。多様な結果を受け入れる学びも必要です。_先生たちの意識改革も求められますね。このたびの改革について、教育委員会から先生方へ解を示すことはしていません。方向性だけを示し、「方法は各学校で議論してください」と伝えています。自分たちで疑問を出し合い、実践し、検証することが一つの研修であり、その体験こそが、学校の雰囲気を変えると考えています。そこから、教科や学校の特色もどんどん生まれることを期待しています。 広島県教育委員会では、子どもたちがたくましく生き抜くために、新しい教育モデル〝広島版「学びの変革」アクション・プラン〟を打ち出しました。具体的にどのような取り組みがされ、教育現場はどのように変わっていくのか… また保護者の役割も踏まえ、弊紙編集長が、下﨑邦明教育長に話をうかがいました。高校での留学経験者を1万人に…「異文化間協働活動」の取り組み第40回全国高等学校総合文化祭「2016ひろしま総文」 全国の高校生による芸術文化活動の祭典が、7月30日㈯~8月3日㈬に、広島県内8市で開催。文化部のインターハイとも言われています。検索2016ひろしま総文平成28年度全国高等学校総合体育大会「2016 情熱疾走 中国総体」 国内最大規模の高校生スポーツの祭典・インターハイが、7月26日㈫~8月20日㈯に、中国5県で開催。広島県内では8競技9種目が7市で行われます。検索2016中国総体シンボルマーク大会マスコット「もみおん」広島の学校が大きく変わる広島の学校が大きく変わる広島県が目指す「学びの変革」とは?広島県が目指す「学びの変革」とは?「課題発見・解決学習」の推進で子どもたちが主体となった深い学びを重視下﨑邦明さん(広島県教育委員会教育長)昭和55年3月神戸大学大学院卒業、平成16年4月広島県立福山誠之館高等学校校長、平成17年4月広島県教育委員会事務局教育部長、平成23年4月から現在に至る①課題発見身の回りのことや教科身の回りのことや教等の学習の中から、新の学習の中かしい疑問や願いが湧く②調べてまとめる本や資料、実験や観察、インターネット、インタビューなどで情インタビュー        報収集    報収集  ③解決策を生み出すお互いの考えを出し合い、よりの考えを出し合い良い解決策を練る練る⑥ 学習の振り返り・さらなる課題解決にチャレンジ充実感や達成感を味わい、次感や達成感を味わの学びへの意欲が湧くびへの意欲が湧⑤解決策を実行する 計画具体的な計を立ててアクショ立ててアクシンを起を起こす④解決策を表現するより多くの人に自分たちのくの人に自分た考えを聞いてもらったり、聞いてもらっ企業や団体などへ提案する団体などへ提案課題発見・解決学習のイメージ(広島県教育委員会資料より)取材を終えて…   広島リビング新聞社編集長 植木栄壮 先行き不透明な時代だからこそ、子どもたちには、自分自身で困難を乗り越えていく力をつけてほしいというのが、保護者の共通した願い。県教委の取り組みには、大きな期待がかかります。この改革がさらに加速し、効果を高めていくには、保護者の理解と協力も必要。また、改革からこぼれそうな子どもたちのフォローも大切です。まずは、この改革を知ることから始めましょう。保育園・幼稚園への入園で迷っているママ、新しい選択肢〝認定こども園〞をご存じですか。認可保育園と幼稚園の両方の基準を満たす認定こども園は、ママの心強い味方になりそうです。そんな充実した環境の中、めばえ幼稚舎の〝くうねるあそぼ!〞が注目を集めています。子どもの食事・睡眠・遊びの〝くうねるあそぼ!〞を大切にする同園。その教育は園内にとどまらず、自然体験や農業活動で豊かな感性を育みます。春の田植えでは、どろまみれになった〝めばえっこ〞の笑顔が弾けます。ホームページの動画「MEBAECCOTV」は必見ですよ。今年4月には、いよいよ新園舎が開園。働くママ待望の0歳児クラスも新設されます。新年度入園に向け、相談会を1月30日(土)から開催。特に共働きの家庭は、早めの相談を。詳細はHPか電話で。◆問い合わせ安佐南区大町東3〜18〜15☎082(830)6800新園舎開園で〝0歳児クラス〟新設!2016年度新入園児募集認定こども園 めばえ幼稚舎検索めばえ幼稚舎0歳児クラスを新設。育休明けの入園も安心ですね働くママにとって気になるのは、放課後の子どもの〝居場所〞。英語で過ごす学童保育を検討してみませんか。エポカキッズクラブ(中区国泰寺2〜1〜23)は、英語環境の中で遊びながら、楽しく英語を学ぶことができる、年中から小学生を対象とした学童保育。ネーティブと、日本人バイリンガルのスタッフが常駐。専用車両での送迎サービスや、延長保育もあります。4月からの新年度生を募集中。2月15日(月)までに申し込むと、入会金(1万800円)と1カ月分の利用料(2万9160円〜)が無料に。無料体験を随時受付中。◆問い合わせ☎082(545)5445たかの橋たかの橋中央病院中央病院たかの橋中央病院R2平和大通りエポカキッズクラブ鷹野橋商店街鷹野橋商店街鷹野橋商店街駅前通りフレスタフレスタフレスタ市役所市役所市役所英語で過ごす学童保育放課後に、英語の学びとわくわくを!エポカキッズクラブ検索エポカキッズクラブ日本や外国の、季節にちなんだイベントを毎月開催

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