リビングひろしま2016年3月26日号(電子新聞)広島で約20万部発行の地域生活情報紙
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無料発行ホームページ「リビングひろしま.com」 http://www.livinghiroshima.com/〒730-0041 広島市中区小町3-19MG広島小町ビル8階☎082(569)9200  082(569)9209  h-living@hliving.jp2016年 3月 26日 1675号次回発行は4月9日です  一般的な外来診療は、まずは地域のかかりつけ医に。診療は、まずは地域の専門外の症状や精密検査などが必要な場合は、適切な専門医や病院を紹介してくれます。そのために、医師同士で幅広いネットワークを持っています。開業医から大病院への紹介はもちろん、開業医からより専門性の高い開業医へ紹介することも。逆に大病院から紹介されてくる場合もあります。 熱が出た、咳がひどい、血圧が高い…など、身近な病気のことはもちろん、健康管理の仕方など、何でも気軽に相談できるのが〝かかりつけ医〟。「職業や家族構成、家庭環境など、生活のバックグラウンドを知っていると、より対応しやすくなります。普段の様子や、これまでの病歴が分かっていれば、いつもとは様子が違うなど、ちょっとした異変も見逃さずに対処できます。太ったとか、痩せたとか、顔色がいつもと違うとか。毎日見ている家族では分からないことも、気づくことが多いんですよ。病気の早期発見・早期治療もかかりつけ医の大きな役割だと思っています」と佐々木先生。 初めての病院では、今までの病歴や様子など、事細かに説明することが必要な場合もありますが、すでにかかったことのある病院では、そういった無駄を省くことができ、すぐに対応できるのが大きなメリットと言えます。 今、かかりつけ医(開業医)と大病院との役割分担がより進むよう、国の取り組みが始まっています。かかりつけ医が医療の窓口となり、大病院の負担を軽減し、大病院は救急対応や大手術などの高度医療に専念しやすい環境づくりが進められています。 また、医師と連携し、薬歴を総合的に把握することで、薬の重複などを避け、服薬環境など状況を見て薬がきちんと飲めるようにアドバイスする〝かかりつけ薬局〟の重要性も注目されています。「かかりつけ医とともに、かかりつけ薬局を持つことも必要ですね」と佐々木先生。生活環境が変わり、体調を崩すことも多い季節。「何となく調子が悪い…」というとき、あなたは身近に頼れる〝かかりつけ医〞を持っていますか。広島市医師先生に、かかりつけ医を持した。ト/杉山なづき、ライター/上野啓子)vol.66〝かかりつけ医〞を持とう病気の早期発見・早期治療にも大病院との役割分担診察・治療健康相談健康康管理ア健健康管イスドババイドス連携医療情報情報のの収集・集・提提供供かかりつけ医大病大病院院院患患者者高度医療の提供精密検精密検精密検査・入査・入査入院院院れるかかりつけ医〞を持っ会の常任理事・佐々木達先つことのメリットを聞きまし(イラスト大大病院病院院休刊のお知らせ 平素より「リビングひろしま」をご愛読いただきありがとうございます。4月2日付号は休刊とさせていただきます。次回の発行は、4月9日号《7日(木)、8日(金)配布》となります。 広島リビング新聞社佐々木 達先生広島市医師会常任理事佐々木内科クリニック院長開業医として日々地域の患者さんに接しています異変見逃!変をさない続きは2面へ★今号は健康特集号…1・2面、街角グルメ…9〜11面、ビバ赤ちゃんスペシャル…12面、カルチャー倶楽部・受講料無料キャンペーン…19面

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